
最近、仕事の適性があるのかなと思うことがあります。みなさんも、自分の仕事に向いていないなと思うことが多々あるのではないでしょうか?今回は天職について考えてみました。
天職とは?
そもそも天職の意味は以下のようになります。(goo国語辞典より)
- 天から授かった職業。また、その人の天性に最も合った職業。「医を天職と心得て励む」
- 天子が国家を統治する職務。
- 遊女の等級の一。大夫の次の位。天神。
もちろん今回のテーマは1についてになります。
仕事の向き・不向きを決める要素は何か?
そもそも仕事の向き・不向きを決める要素には何があるのでしょうか?私が思いつくものを次に挙げてみます。
個人の素質
- 気配りの上手さ
- 素直さ
- 几帳面さ
- 生活リズム
- 論理的思考能力
- 表現能力
- 他者を巻き込む能力
- 積極性
- 専門知識
- カリスマ性
- 容姿
- ライフプラン
仕事内容・職場環境
- デスクワークor現場作業
- 肉体労働or頭脳労働
- 社内作業or客先作業
- シングルタスクorマルチタスク
- 1人作業or協力作業
- 指示者or被指示者
- 転勤有or転勤無
- 勤務地
- 休みの多さ・有給の取得しやすさ
- 残業の多さ
- 風通しの良さ
- 給料の良さ
- 同僚の優秀さ
少しの時間考えただけでも、仕事の適性を決める要素がいっぱい出てきました。これだけ多くあると完璧に自分に向いた仕事に巡り合うことが容易ではないと分かります。
上記の個人の素質には、後天的に獲得が容易であるものと困難なものがあります。例えば専門知識などは獲得が容易なものになりますし、カリスマ性などは獲得が困難なものになります。
仕事内容・職場環境は個人の素質と比べて、自身の力で変更することは容易ではありません。また、特に大企業では同じ会社でも部署間で大きく環境は異なります。その上、ジョブローテションがあるので、仕事内容・職場環境は個人の希望と関係なく変わってしまいます。
天職を見つける方法
天職を考える方法の代表的なものに天職診断や天職占いがあります。しかし、私はそれらはあくまでちょっとした参考程度にしかならないと考えています。何故ならば、天職診断や占いに答えるのは自分であり、自分の主観が入っているからです。そのため、ある仕事に対する適正を判断するためには、診断や占いをするのではなく、その仕事を実際にやってみるしかないと思います。
上述の考えから、天職に巡り合う方法は転職を繰り返して色々な仕事を経験することだと思っています。転職を繰り返すと迷惑になると考える方もいるかもしれませんが、適性を見抜けなかった採用側が悪いので、転職を繰り返すことは悪くないと私は思っています。
就活中の学生ならインターンシップにどんどん参加すべきです。長期のものが望ましいですが、短期のものでも、労働条件や職場の設備などの表面的なものを知ることができるので、自分が働くときのことを想像できます。
おわりに
私自身は転職したことはありませんが、学生時代にアルバイトを10種類ぐらいしたことがあります。たかがアルバイトですが、自分に不適なことが見つかり、就職活動に活かされたと思っています。また、1ヵ月程度ですが、留学した経験も就職活動に活かされました。その経験から、短期間の海外赴任のある会社を選んでもよいかなという判断基準ができました。
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