大学編入試験対策の話

学生向け

以前、大学編入して良かったこと・悪かったことという記事を書きました。そこで、今回は大学編入試験についての話を書きたいと思います。

大学編入学制度

大学への編入学制度は高専又は短大又は他大学から大学3年生として入学する制度のことになります。(※東京大学,京都大学は単位の都合上、2年生に入学)

筆者が高専出身なので、以降は高専卒を対象とした話になります。
(ちなみに筆者は、高専→大学編入学→大学院→社会人2年目)

高専は工業高等専門学校なので、大学への編入は大抵工学部を狙います。また、理学部への編入も一般的ですが、中には文系学部に進学する人もいます。工学部以外は高専で勉強してきた内容との繋がりが薄いので、編入試験および入学後大変かもしれません。受験大学はほぼ全ての人が国立大学を受けます。私立の大学を受ける人は多くありません。

編入生の割合ですが、工学部の場合はほぼ高専生となります。理学系も高専生が過半数になると思います。逆に文系は短大の子が多くなります。

大まかな編入試験の形式ですが、推薦試験学力試験があります。宮廷などのレベルが高い大学は学力試験がメインになるので、試験勉強が大切になります。学力試験を大別すると、英語・数学・物理のみのパターンと英語・数学・物理・専門科目のパターンに分かれます。英語に関しては、TOEICのスコアを提出させるだけの学校も多いです。受験の時期ですが、私の時(6年以上前)は4月頃から地方国立推薦試験→6月~7月の間に準難関国立(筑波・横国など)→8月頃の夏休みに宮廷大というスケジュールでした。

大学編入試験は日程が被らない限り何校でも受験可能です。なので、地方国立→技科大→宮廷という順番で受ける人が多いです。

筆者の大学編入試験

筆者は高専4年の12月頃から編入試験勉強を始めました。まず、受験校の選定をし、①筆者の母校、②筑波大学、③豊橋技術科学大学、④東北大学、⑤北海道大学を受けるということに決めました。選定の理由は、興味のある研究室があることTOEICのスコアを試験で提出するということです。TOEICのスコアを提出できるところを選んだ理由は、高専生同士だと理系科目の試験でそこまで差が出ないと思ったので、TOEICで高スコアを一回取得し、それを提出すると有利に試験を進められると考えたからです。また、TOEICは試験まで数回受けることができるので、一発勝負よりも精神的に楽ということも考えました。

このため、私はまずTOEICの勉強を始めました。TOEICの勉強方法については以前の記事でご紹介しています。結局、1回目の試験で720点取れたので、英語の勉強は中止しました。その後は、数学・物理を勉強していきました。問題集を数冊購入して、繰り返し解いていきました。編入試験の為に、塾には行っていません。高専のあるような田舎だと、近くに編入試験レベルのことを教えられる塾が無い場合が多いと思います。なので、塾に通うよりも高専の教員に教えを乞う方が良いと思います。

最初に筆者の母校の試験がありました。他の大学の試験よりも母校の合格発表が先にあり、他の大学は受験しませんでした。その理由は、母校でも就活の時に学歴フィルターで落ちることは無いと考え、どの大学に行っても変わらないかなと感じたからです。(余談ですが、就活の時、10人くらいの集団面接があって、東大、京大、東工大の人ばかりという経験をしており、大学名は大事だったかもしれないと感じました。)

結局、私の編入試験勉強は4年の12月~5年の6月末まででした。

大学編入試験にお勧めの問題集

お勧めの問題集を紹介します。

数学

この数学の編入試験の問題集は有名な良書です。数学はこれだけ抑えれば十分だと思います。

物理

物理のエッセンスは普通科高校の人が大学受験によく使うテキストになります。この本に関しては、物理の教科書くらいしか持っていない人のみ購入をお勧めします。

物理の教科書はこの本がお勧めです。編入試験では力学だけ出題の大学が多いと思います。

専門科目

専門科目に関しては、高専のテキストのみでほぼ十分だと思います。専門科目はテキストの購入よりも過去の試験情報の入手が大切です。

この本のみ購入しました。この本で勉強したとき、高専の教科書では簡単に説明されすぎていることもあるなと感じました。

おわりに

編入試験で大事なことは、周りの人に流されず、早期からテスト対策を始めることと思います。高専からの大学編入試験は塾に通う必要が無いため、自分で目標と勉強計画を設定し、勉強を進めていく能力が必要になります。

自分の人生がかかっていることを認識し、強い意志を持って勉強しましょう。

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